現在、IT業界には様々なエンジニアが存在しています。そして、こちらのサイト＜エンジニア図鑑：http://engineer-illustrationbook.com＞でも紹介されているように、エンジニアごとに役割や働き方に違いがあります。

そこで、たくさんあるエンジニアの中からどれか一つを選択する事は難しいため、複数の仕事のスキルを同時にカバーしようという考え方を持った人もいるのではないでしょうか。
しかし同時に複数のスキルを習得しようと欲張ると、両方ともうまくいかなくなり苦労することになるかもしれません。そのため、その点には十分に注意しておきましょう。
もし複数のIT技術関連の仕事のスキルを同時に習得するなら、できるだけ共通点のある仕事を選んだ方が有利でしょう。例えばネットワークエンジニアとインフラエンジニアの仕事は互いに共通する部分が多いため、同時に狙える職業として挙げられます。
一方で必要なスキルが大きく異なる職業を同時に狙った場合、学習しなければならない範囲が広くなります。その結果、両方の仕事のスキルが中途半端の習得で終わる可能性が考えられるでしょう。

表面的な技能を吸収するだけでは、開発の仕事はとても通用しません。そこで無理をして複数の仕事をターゲットとして狙うだけでなく、いずれかの職業を一本に絞る考え方も重要です。確かに、万が一仕事の種類の選択を誤った場合を考えると、そこにはリスクの発生が考えられます。将来的に仕事の求人が少なくなり働き続けられなくなった場合、別の分野に改めて挑戦しなければならない問題があります。
そのためIT業界で数あるエンジニアの職業のうちでどの種類を選ぶかの判断については、将来性や必要になるスキルについて十分に検討を行いながら選択することが望ましいです。